愛づるって?
「愛づる」 めづる
愛づる姫君この愛づるは「ラブ」という言葉でいわれる愛とは違う。可愛いから好き、美しいから好きというのではなく、本質を見つめたら、素晴らしさが見えてきて愛が生れたというのだ。それには時間をかけることが必要である。
パッと見るのではなく、時間をかけてゆっくり見ていたら、相手がいかに素晴らしい存在かが分かってくる。
これは生きものに不可欠であり、同時にいま人間に最も欠けている点だと思う。
「あら可愛い」「あらカッコイイ」という愛は溢れている。けれども、本質を時間をかけて見た時に「本当に魅力的」と分かって生れる愛が欠けている。
「食べることを大事にしましょう!」
「食べ物を自分達でちゃんと作りましょう!」
「よその国から運ぶのをやめましょう」
「むやみに食べ物を捨てるのはやめましょう」
そういった当たり前のことをやっていくことが、日本にとって大切なことではないでしょうか。
虫めづる姫君
農業
農業は自然の恩恵を引き出す最大の産業です。古来より農を営む人々は
自然に親しむ心をそして限りない愛情を注いできました。
そこには命を守り育てるという使命がありました。
今こそ、私たち、現代人がもっとも大切にしなければならないのでは。
「農」を育てたい気持ちで一杯です。
場所
種をまきやがて芽が出て、作物が育っていく。大地のなんともいえない香り、緑がまぶしく輝く。ポカポカと暖かい空気。すがすがしい気持ちに作物を育てる田畑には学ぶことが果てしなくあります。
そんな命を育む場を育てたい。
交 流
人と人が出会う。そして交わる。そこには命輝く農作物がある。それぞれの生活がある。でもここにくれば日頃のつらさやわだかまりがゆっくりと消えていく。「美味しいね」収穫したばかりの人参をがぶり。笑顔が眩しいそんな交流を楽しみたい。